INTERVIEWわたしのセルフメディケーション

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「私らしく、 しなやかに生きる」

アロマセラピストとして活動する傍ら、ラジオ、執筆、イベントなど多方面で活躍する大橋マキさん。
“自分のしたいことは何なのか”を悩み続けたアナウンサー時代を経て、たどり着いた生き方とは――。
大橋さんの歩みから、自分らしく健やかに暮らすヒントをうかがいました。

葉山での暮らしには、どんな良さがありますか?

 空が広いところに住みたいという理由から、出産後、海と山に囲まれた神奈川県の葉山町に移住しました。父の転勤で静岡や茨城など自然豊かな土地で子ども時代を過ごしてきた私にとって、自然と共にある暮らしが何よりも楽だなって感じます。また、子どもたちにとって山は遊び場の宝庫。大きな木の根っこをジャングルジムみたいに登ったり、どんぐりや松ぼっくりなどを集めて小人の家を作ったり、どんどん遊びをつくり出していくのです。季節ごとにおいしい山菜や魚もたくさんとれるので、旬の食材を味わい、めぐりゆく季節の移り変わりを体いっぱいに感じながら生活する、これだけでパワーをもらえます。 

現在、取り組まれている活動について教えてください。

 地元では、ハーブを活かした地域福祉のネットワークづくりにも取り組んでいます。在宅介護をしている方のリフレッシュを目的に始めたもので、葉山町の認知症対応デイサービス施設と連携し、畑でハーブを育てたり加工したりして、楽しんでいます。介護をしている方はもちろん、子育て中のママや近所のおじいさん、おばあさんなど、幅広い世代の人たちが参加。食用やお茶に使われるホーリーバジルというハーブの芳香蒸留水でリフレッシュ・スプレー作りに挑戦したり、ハーブを使ったパンを焼いたりもしています。
 一緒に土に触れているだけで、自然と笑顔になれるから不思議です。畑仕事で汗を流した後は、収穫したじゃがいもや人参を調理した豚汁もいただきます。今やすっかり、同じ釜の飯を分け合う家族のよう。年齢も立場も超えて、人と人がつながる、そんな面白さがここにはあるんです。人間の生きる力を引き出してくれる、自然の力を感じずにはいられません。  【第3回へ続く】

    

「ソーシャルファーミング」の活動で子育て中のママと一緒に土いじりをする大橋さん。

PROFILE

アロマセラピスト

大橋マキさん

おおはし・まき 1976年神奈川県鎌倉市生まれ。英国IFA認定アロマセラピスト。フジテレビのアナウンサーを退職後、イギリスに留学して植物療法を学ぶ。帰国後は病院での活動などを経て、ラジオ、執筆、イベント、アロマデザインなど幅広い分野で活躍。一男一女の母。著書に『旅するように。逗子葉山暮らし。』(宝島社)などがある。

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