INTERVIEWわたしのセルフメディケーション

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「恋するように“健康”について考えて」

昨年の冬と今年の夏、練馬区が主催した「温活女子講座」には、多くの若い女性の参加者が集まりました。 主催したのは健康部健康推進課の 「健恋7係(けんこいナナかかり)」プロジェクト。 そのユニークなネーミングと、「行政らしくない」アプローチが新鮮と話題に。プロジェクトメンバーの中心となって活躍している板垣さんにお話をお聞きしました。

テーマはどのように決めたのですか?

 健恋7係では昨年20~50代の女性を対象に事業を実施しようということになりました。今まで、区の主催する健康関連の講習会にあまり参加していただいていなかった層ですが、仕事や育児などに忙しく、自分の健康が後回しになってしまいがちな年代、でも自分の身体も大切にしてほしいという思いからです。現在は男性メンバーも参加していますが、プロジェクトの立ち上げ当初は女性のみだったので、自分や周囲の女性が健康上、どんなことに悩んでいるかを話し合いました。その中で話題に上がってきたのが「冷え」でした。
 冷えは肩こりや頭痛、生理痛などいろんな影響を及ぼします。健康推進課の仕事の一つに生活習慣病の予防がありますが、若い世代には重要性がなかなか伝わりにくいのが悩みでした。冷えは、規則正しい食事や睡眠、ストレスをためないなど、実は生活習慣病と対策の内容はほぼ変わりません。女性の方々の身近な悩みである「冷え」を切り口にすれば、興味を持ってもらえ健康づくりのきっかけとなりやすい、また結果的に、私たちが伝えたい生活習慣病予防にもつなげられるのでは?そこから「温活」というキーワードで、冷え対策をテーマに女性向けの講座を開こうというアイデアが生まれました。

実際にどのような方々が参加されたのですか?

 こうして開催されたのが2014年12月の「今年こそ、冷え知らずのカラダを手に入れよう♡温活女子講座」、そして2015年7月の第2弾、「冷房になんて負けられない。夏の温活女子講座」です。どちらも内容はほぼ同じで、食事、睡眠、運動、衣服など冷えを防ぐための生活上のポイントをお伝えしました。
 昨年の冬は平日の夜、1回は運動編、2回目は生活・食事編と2回に分けて実施しましたが、「平日の夜は参加しにくい」という声があったので、今年の夏は土曜日の日中に1回完結で実施しました。区が実施している一般的な健康づくりの講習会参加者の平均年齢は60歳前後ですが、「温活女子講座」の平均年齢は40歳くらいでした。夏も冬も社会人の参加率が7~8割、区の講座に初めて参加したという方が7~8割を占め、今まで私たちの声がなかなか届かなかった方々に少しでもアプローチできたのではないかと思います。

PROFILE

練馬区健康部健康推進課健康づくり係 保健師

板垣文緒 さん

いたがきふみお:北海道出身、看護師として9年間務めた後、保健師免許取得のため、早稲田医療技術専門学校保健学科に入学。卒業後、埼玉県内の自治体にて1年間臨時職員として勤務。2010年練馬区役所に入庁。石神井保健相談所地域保健係に配属。13年健康推進課健康づくり係に異動。現在に至る。プライベートでは、パーマカルチャーを勉強し日々の生活に取り入れるなど、ヘルシーライフを実践中。

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