INTERVIEWわたしのセルフメディケーション

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「働くママとして、子どもの健康のためにできること」

ココナッツオイルをはじめとする有機食品の輸入卸を手掛ける、株式会社ブラウンシュガーファースト代表・荻野みどりさん。4歳の娘さんをもつ働くお母さんとしての視点を活かし、子どもに安心して食べさせられる食、未来の健康を守る食を提供しています。大事にすべき食の選択のこと、忙しい毎日の中でヘルシーな食を取り入れていくコツをうかがいました。

子どもの食習慣が乱れてきていて、それが心身の健康に影響している気がします。

家族の食事って、忙しさなどを理由におろそかになってしまう時もありますからね。食事を作るより、できあいの物を買ってしまったほうが安かったりすることもありますし。

でもハッとさせられた話があって、私の娘の中にはすでに卵子があるわけで、何を食べるかという選択は、孫の代まで関係してくることになります。安き物だけに流されることの代償は大きいのです。

とはいっても、私も働くママですから、一日三食、体によい物を毎日きっちり作るのはなかなか大変。だから、食においては「手抜きできるけどちゃんとカラダによい物」という領域を、もっと育てていきたいのです。例えば、アップルソースがそう。りんごをすり下ろす時間はないので手軽なアップルソースを食べるとか、パンに塗るのをバターではなくココナッツオイルに替えるとか。ちょっとしたエッセンスでいいので、よりヘルシーな選択肢を世の中に提示していきたいです。

会社の社長を務められていて、仕事と家庭の両立、大変ではないですか?

日本の女性はまじめで、ちゃんとできていないとお母さんとして失格だとか、罪悪感をもってしまいがち。私は仕事柄、世界中いろいろなところへ行きますが、シンガポールは外食文化なのでお母さんは何も作らないと聞きました。アメリカも所得によりますが、仕事をがんばるお母さんは、それによって家事ができなくても何のうしろめたさももちません。

日本の女性も手抜きできるところはしたっていいんじゃないでしょうか。宅配サービスの中でも、こだわり食材がパッケージされ、20分で野菜たっぷりのご飯が作れるキット商品なども出てきていますね。素晴らしいと思います。時間がないけどカラダによい物、おいしい物を食べたいという願いを叶えてくれるような食の分野を、私も耕していきたいです。

その言葉に勇気づけられるお母さんも多いと思います。

一汁三菜とか、「まごわやさしい」を意識した食事とか、そういうことをきちんと実践する背中を見せてあげられればいいのかもしれませんが、でも、これから生きていく娘の未来は、そういうお母さん像ではないのかもしれない、とも思います。無理をせず、仕事と家庭を両立し、ちゃんと笑って、イラついたりしない(笑)。よいお母さん像とか、お母さん「らしさ」みたいなものを外すときっとラクですよ。

私は家では娘と遊ぶ時間を大切にしているので、私が作るのはカンタンなものばかり。この間、子どもとピクニックした際に作ったお弁当の中身は、ごはんと切り干し大根、焼いたカブ、梅干しだけ(笑)。キャラ弁じゃなきゃダメとか、カラフルじゃなきゃダメとか、おかずは何種類入れなきゃダメとか、無理です。オーガニックな食材で気持ちを込めて作れば、それで十分じゃないかと。
豊かな心を育むのも食、丈夫な体を育むのも食。何を選ぶかは大事にしつつ、私なりの新しいお母さん像を築いていきたいと思っています。

PROFILE

株式会社ブラウンシュガーファースト代表取締役

荻野みどりさん

おぎの・みどり 1982年福岡県生まれ。婦人服小売店で販売やバイヤーの仕事を経験。2011年に女児を出産したのを機に食の大切さに目覚め、同年、お菓子ブランドとして「ブラウンシュガーファースト」を創業。2013年に株式会社として法人登記し、代表取締役に就任する。著書に『今すぐ使いたい!ココナッツオイル』(小学館実用シリーズLADY BIRD)、『ココナッツオイル生活をはじめよう』(講談社)。『子どもから大人までココナッツオイルのヘルシーおやつ』(講談社)。
ブラウンシュガーファーストhttp://bs1stonline.com/

ブラウンシュガーファーストのスイーツショップが 6月9日(木)東京・神宮前にオープンします!

初の路面店のコンセプトは
TOKYO×JUNK×ORGANIC

乳製品フリー、大豆フリー、グルテンフリーのココナッツアイスクリームや、天然フレーバーのみで作るクリームソーダなど、子どもから大人まで、みんながニコニコ笑顔になるオーガニックスイーツが楽しめます!

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